異論は認めます。
tl;dr
- 私は8lbナイロンライン直結でシーバスゲームをしている
- PEを遜色のない戦いができている
- ほぼランカーシーバスもキャッチできているので自信がついた
ナイロンのPros./Cons.
まず、ナイロン派から見たPEの主なメリットについて。
- 遠くに投げられる
- 糸グセがつきづらい
- 感度がいい
これはある程度事実だと思います。遠くに投げられれば、その分釣果に繋がると思いますし、糸グセなんてつかないほうがトラブルは少ないと思います。それを重視する人は、PEを使っておけばいいと思います。感度がいいのは地味にメリットですが、それでも私はナイロン派です。
それでもナイロン8lbを使う理由
じゃあ、なんで私はナイロン8lbを推すのか。
バラシが少ない
まずはこれ。ナイロン特有の伸びのおかげで感度は悪いものの、一度かけたシーバスをばらしてしまうことはあまりないです。シーバスの厳しいシーズンにおいても確実にキャッチしていきたいので、バラシは極力割けたいところ。
リーダーを使わないので、トラブル時に復帰が早い
リーダーを使わないで直結しているので、リーダーがすっぽ抜けたりすることはない。万が一ラインブレイクした場合も、リーダーの結束はしないので、復帰が早い。
ラインがそもそも安いのでライン交換を高頻度で行える
後述のラインなら、500mで1000円以下で購入可能です。高頻度で交換可能なので、糸が劣化し始めても、すぐに交換しちゃえます。
ルアーの飛距離はPEよりは飛ばないものの、ある程度飛ぶ
PEより飛ぶことはないですが、ナイロンラインも8lbくらいに細くすれば、PEの5-10%手前くらいに飛ばせます。その差をどう見るか、ですね。そもそもオープンエリアも多いですが、小場所も多いので、そこまで飛距離を出せなくても良かったりします。
ファイト中のラインブレイクは今までにない
先日、ほぼランカーシーバスをキャッチしましたが、ナイロン8lbでもなんとか釣り上げられました。フィールド的にランカーシーバスがヒットすることはあまりなく、40-60cmくらいがほとんどなので、ファイト中にラインブレイクしたことはありません。(追記:ランカーシーバスもOKでした!ダイワのジャストロンは最強かもしれない・・・)
メバリング・アジングもできなくはない
シーバスを狙いに来たのに、明らかにメバルやアジの気配がするときも、メバリング・アジングの仕掛けを投げられなくもないです。要は汎用性が高いということ。
PEラインでの釣果とあまり変わらない
よく一緒に釣りに行く人との比較で、あくまでも定性的な印象でしかないですが、そんなに変わりません。PEだからバンバン釣れるし、ナイロンだから全く釣れないということはないです。大切なのはラインではなく、現場の様子です。
おすすめライン
そんな感じで、私のフィールドである横浜湾奥ではナイロン8lbで良いんじゃないかという話をしてきました。個人的な推しナイロンラインも紹介しておきます。
ダイワ ナイロンライン ジャストロンDPLS 2号
とにかくこれ。600円前後で購入可能で、並行巻きの500m。ナイロン特有の伸びはあるものの、糸グセが付きづらく、付いてもすぐに糸交換しちゃえる価格。トラブルも少なく、個人的に絶対的エース。
DUEL カーボナイロンライン CN500 2号
次点でこちら。フロロとナイロンの中間のような特性を持っているライン。2号ですが9lbの強度まで耐えられます。こちらも500円前後で500m巻になっていてかなりコスパが高いです。「次点」としているのは、純粋なナイロンラインよりフロロ特有の反応の良さ(伸びの少なさ)はあるものの、一方で巻きぐせが付きやすいという弱点も。まぁ、嫌になったら糸を巻き直しちゃえば良いんですけどね。