実際に乗ってみた。
前回の続き
前回はKhodaaBloom Farna Clarisを買って、フレーム以外はすべて取り外して、もともと持っていたコンポを取り付けるところまでやりました。
pokio-ringyo.hatenablog.com
で、結果的にこんな感じに。
- メインのコンポはR7000 105
- クランクだけR8000 ULTEGRA
- サドルはSelle SMP Hybrid(たしか)
- ハンドルまわりはSHIMANO PROで統一(ハンドルバーはDiscovery 12度)
- ホイールはCampagnolo Zonda
- バーテープは迷彩柄で洒落っ気を
実際に組み立ててみた印象
FDは直付けタイプだが癖がある
角度の調整が難しく、セッティングにかなり時間を要した部分でした。というか、未だにセッティングが微妙…。直付けタイプはシンプルでいいんですが、難しいのでしょうか…?
ワイヤーはすべて内装式
そして、KhodaaBloom Farnaはリアブレーキは左レバーからのワイヤーが通しやすいようにフレーム右側に内装式の入り口が設けられていたりと、かなり日本人向けのセッティングになっているのが良きでした。
シフトケーブルの出口は良くも悪くも穴がガバっと空いているタイプ。
ボディーのデザインが本当にシンプル
今回、余っていた迷彩柄のバーテープを巻いてみました。
ゴチャゴチャした感じになってしまうか心配でしたが、シンプルなフレームのお陰でいい感じのアクセントになりました。
実際に乗ってみてどうなのか
あくまでも前車のPinarello FP3との比較ですが…。
(やはり)硬いという印象は否めない
ここは覚悟していたんですが、やはりカーボンフレームからアルミフレームに乗り換えると、どうしてもフレームが硬い印象が否めません。以前メインで乗っていた2014年モデルのTrek Madone 2.1に比べれば、リア三角形での細かい衝撃吸収は感じられるものの、大きな入力に対してはダイレクトに体に伝わるような感じ。アルミフレームの宿命ですね。
硬いから故に疲れる感じがある
なので、どうしても体に振動が直接届いてしまうし、それを防ごうとして気を使ってライドしたりするので、どうしても疲れてしまうような感じもありました。おいおい、シートポストをカーボンのものに交換したり、硬いタイヤを柔らかいものに変えたりして様子を見たいと思います。
力の伝達効率は高い気がする
一方で、アルミフレームのメリットもあって、とにかくペダルにかけた力が前に進む力に変わる効率が高いような気がします。走りはじめであったり、登坂でのダンシングであったり、フレームがたわむことなく力が無駄なく使われる感じがあって、そこに関しては感謝しているポイントです。
リア三角形が重たい気がする
前三角形はかなり薄いアルミになっていて、指でデコピンするとちょっと厚いアルミ缶のような音がします。それに対して、リア三角形のフレームは結構厚そうな音がしていて、実際に持ってみるとリアの方が重たい印象があります。カーボンフレームに比べると前後のバランスが悪く、特に登坂ではリアの重たさを感じやすい気がしました。
フロントフォークが横風を受ける
フレーム自体は細身でスタイリッシュなんですが、比較的フロントフォークが太くなっているんですよね。風を逃さないのか、横風が吹いた際にフレームは風を受け流すような感触があるものの、フロントフォークだけがもろに風を受けているような印象があって、自転車の前側だけ風に煽られるような場面がありました。
下り坂での安定感は問題なし
フロントフォークのコラムは金属であるもの、上部が1-1/8で下部が1-1/2という、いわゆるテーパードになっている今風の作り。それのお陰で、ヘッド周りの剛性感は秀逸で、下りを攻めてもハンドル周りの不安感は一切ありません。
というわけで
わかってはいたものの、アルミフレームの特徴が顕著だった走行インプレでした。当面はKhodaaBloom Farnaに乗りつつ、改善・改造できる部分は少しづつやっていこうと思います。