久しぶりにテンアゲ。
フレアハンドルって?
文字通り、フレア(=広がってる)なドロップハンドル。
こんな感じで、STIレバーの下端が外側に広がってるのがわかると思いますが、ブラケット部分より下ハン部分が横に広がってるハンドルなわけです。最近だとグラベルロードに使われることが多くなって市民権を得つつあるハンドルですが、これをロードバイクに使ったらどんなメリット・デメリットがあったかをまとめようと思います。
で、買ったハンドルは?
これです。
SHIMANO PRO Discover 12度。
SHIMANO PROシリーズのフレアハンドル。フレア具合は12度・20度・30度から選べるが、今回は一番控えめな12度をチョイス。
さすがグラベル用なのか、Discoverのロゴも迷彩になっていてかわいい。
フレアハンドルでライドしてみた
さて、実際に取り付けて走ってみました。概ね私の乗り方にフィットしていたので、そのあたりをレビューしたいと思います。
ついにフレアハンドルデビュー。#shimano #pro #discover 12度 pic.twitter.com/QwRMyJwLxZ
— ポキオ (@pokiiio) 2023年8月6日
ブラケットを握って走る分にはそんなに変わらない
今回チョイスしたのは12度だったので、そこまでフィーリングの変化はないように感じました。
だけど、STIレバーもフレアになるので変速しやすい
特に、ワイヤー引きの変速機なので、レバーが外側に向いている分変速がし易いです。
ドロップが小さく下ハンでも体勢が楽
もともと使ってたPRO LTコンパクトハンドルでもドロップは小さめの125mmでした。
が、Discoverはそれより小さい100mm。つまり、ブラケットから下ハンに持ち替えても、そこまで前傾姿勢にならず体勢も非常に楽ということになります。体が硬い私にはこの上ないメリットです。
下ハンの幅が広く、呼吸が楽
下ハンを持った時にやや広めの幅になるため、胸が開いた状態になり呼吸が楽になる感じがします。長時間下ハンを握っててもライドが楽にできます。
デメリットは?
ドロップ量が小さいということは、下ハンを持ってもそこまで姿勢が変わらないということ。空気抵抗をちょっとでも減らしたいスパルタンな走りを求める人には向いていないかもしれないです。また、幅が広い下ハンでのダンシングはなんともしっくりこないです。力が左右方向に逃げていくような感覚がありました。これも、下ハンでダンシングをもりもりするのであれば、普通のドロップハンドルのほうが良いかもしれません。
というわけで
フレアハンドルはグラベルロードのものだとおもってましたが、ロードバイクに使っても色々とメリットがありそうです。みなさんもぜひハンドル沼へ。