できるかな?
古くなった旧10速の105
Trek Madone 2.1に最初からついていた5700系105の10速コンポ。105としては最後の10速コンポになるわけですが、かれこれ10年近く使ってしまったので、リアディレイラーの動きがちょっと渋くなってきました。
とはいえ、流石に今頃5700系コンポを買うわけにはいかないし、10速システムを他のシステムに移行するのもお金がかかるので、今回は互換性がありそうでなさそうであるかもしれないR2000系クラリスのリアディレイラーに交換してみます。
RD-R2000-SS
クラリスといえばロード用コンポの中ではローエンドに位置づけられているクラスで、基本的には8速のコンポ。
ローエンドモデルということもあり、リアディレイラーは3000円台で購入可能です。ただこのリアディレイラー、ワイヤーの引き量は旧10速の5700系105と同じらしく、もちろん6700系アルテグラ・4600系ティアグラ・RX400GRXとも理論的には同じということになります。(4700系ティアグラは引き量が違うのでだめらしい)
ということで、旧10速コンポの延命にはR2000のリアディレイラーが調子良さそう。
ローエンドモデルですが、RD-R2000の造形は今風で安っぽさはありません。
ただしケチるところはケチってて、一番大きい部品が鋳造ではなくパネルをプレスしたような部品になっています。ちょっと剛性が気になりますが、まぁ良いでしょう。
というわけで交換
このタイミングでディレーラーハンガーも交換します。流石に10年近く乗ってるので、いつ折れてもおかしくはないので…。
リアディレイラーの交換といっても、チェーンはミッシングリンクなので取り外しも簡単だし、チェーンが取れてしまえばあとは六角レンチだけで交換可能。ディレーラーのセッティングもトリッキーな部分はなく、至って普通。
とりあえずこんな感じ。
10速RDとして使えるの?
これが不思議と10速でも使えてます。
変速も意外や意外スパスパ決まります。もちろん、ローエンドモデルのリアディレイラーなのでプーリーの動きが渋かったりするので、ここはおいおい交換ですかねぇ。
というわけで、8速のR2000系のクラリスのリアディレイラーは、旧10速コンポとして使えそうです。(公式には互換性は謳われてないけど)