自分が乗りたい!
余っていたフレームを嫁用に組み立てる
Pinarello FP3をバラ完した際に、紆余曲折あって余ってしまったフレームがありまして…。
はい、このKhodaaBloom Rail 700です。今回、嫁用のチャリをこしらえるため、このRail 700を使ってママチャリをバラ完していきます。
さいきょうのママチャリとは
とはいえ、ふつーにクロスバイクとして組んでも面白くないので、せっかくなら「自分が乗りたいと思うような」ママチャリを組んでみようとおもい、以前からパーツをちょっとずつ集めていました…(笑) そして、出来上がったのがこちら。
じゃーん。色々ツッコミどころ満載ですが、順番にご紹介していくと…。
まずはハンドル周り。一番目を引くのがカゴですが、これは以前子供用のチャリに買って調子が良かった「ヨツバサイクル フルーツバスケット」の大人バージョン。
ハンドルと前カゴが一体型になっているので、面倒なカゴの固定は不要。ハンドルポジションもライザーバーっぽくなっていて、かなりアップライトに使えるのがいいですねぇ。そしてブレーキレバーはAvidをチョイス。えも言われぬ平成感が超絶エモいですよねぇ(笑)
シフターについては後ほど説明するとして、次はクランク周り。
R2000のクラリスのクランクに、Deckasのナローワイドチェーンリングを使ってフロントシングルにしています。1x1にしようかと思いましたが、さすがに嫁に反対されたため、リアはギア付きになっています。ペダルは三ヶ島のフラペで、靴を傷めない樹脂製をチョイス。
そしてリア周り。
リアディレイラーもR2000クラリスですが、カセットは10速をインストールしています。というのも、シフターは4600系Tiagraの旧10速のフラットバー用のものを使い、クラリスで無理やり10速を動かすという魔改造を施しています。
という感じで、完全に私の趣味満載のママチャリを組んでみたわけです。
奇しくも夫婦揃ってKhodaaBloom乗りになってしまいましたが、当面はこのセッティングでやっていきます。
ママチャリ化されたKhodaaBloom Rail 700はどうなの?
もともとフォークも含めてフルアルミなので剛性感は抜群だったわけですが、クランク周りの剛性であったり、ペダルの回転が良かったりで、ストレスなく伝達効率も良い感じの自転車に仕上がってるような気がします。
ただ、Farnaと比べると一目瞭然ですが、Rail 700のチェーンステーは長く取られていて、リアの振動吸収性もよいので、ちょっと長い距離のポタリングも問題なくこなせるポテンシャルを秘めています。ママチャリの速度領域で乗る分には最高の自転車になったのではないでしょうか。